第174回の日商簿記検定(統一試験・ペーパー方式)は、2026年11月15日(日)に実施されます。
申込期間は商工会議所ごとに異なり、10月上旬から中旬にかけて締め切る地域が多いため、受験を考えている人は今すぐ確認が必要です。
この記事では、試験の基本情報と残り約5週間でやるべき直前対策、そして申込が間に合わなかった場合の選択肢をまとめます。
第174回 日商簿記の試験日程と申込期間
第174回は1級から3級まで実施される回です。
1級は6月と11月の年2回、2級と3級は6月・11月・2月の年3回実施されるため、1級を年内に受けられるのはこの11月の回だけです。
申込期間は受験する商工会議所によって違います。
たとえば京都商工会議所では9月28日(月)から10月13日(火)まで受け付けています。
一方、名古屋商工会議所では第174回は1級のみの実施で、個人申込は10月2日(金)から10月9日(金)までとなっています。
受験地によっては定員に達した時点で受付を終了する場合もあるため、早めに手続きを済ませましょう。
受験料・試験時間・合格基準の早見表
京都商工会議所の2026年度実施要項をもとに、級ごとの基本情報を一覧にしました。
| 級 | 受験料 | 試験時間 | 開始時刻(京都の例) | 合格基準 |
|---|---|---|---|---|
| 1級 | 8,800円 | 商業簿記・会計学90分、工業簿記・原価計算90分 | 9:00 | 70点以上(1科目ごとに40%以上) |
| 2級 | 5,500円 | 90分 | 13:30 | 70点以上 |
| 3級 | 3,300円 | 60分 | 11:00 | 70点以上 |
インターネット申込の場合は、別途システム利用手数料がかかる商工会議所もあります。
京都商工会議所の場合は550円(税込)が級ごとに必要です。
合格発表は京都商工会議所の場合、2・3級が11月30日(月)、1級が2027年1月5日(火)の予定です。
残り5週間の級別直前対策
試験まで約5週間となったこの時期は、新しい論点を広げるよりも得点源を固めることが大切です。
3級の直前対策
3級は仕訳問題の正確さが合否を分けます。
毎日20問程度の仕訳を解き、間違えた勘定科目をノートにまとめていきましょう。
試験2週間前からは、60分を計った過去問形式の演習を週3回以上行うのがおすすめです。
2級の直前対策
2級は商業簿記の連結会計と、工業簿記の得点の安定がポイントです。
工業簿記は出題パターンが比較的決まっているため、短期間でも得点を伸ばしやすい分野です。
直前期は工業簿記で満点近くを狙い、商業簿記で取りこぼしを減らす作戦が効果的です。
1級の直前対策
1級は4科目それぞれで40%以上の得点が必要なため、苦手科目を作らないことが重要です。
直前期は難問に時間をかけすぎず、多くの受験生が正解する基本論点を確実に取る練習を優先しましょう。
申込を逃した人はネット試験も選択肢
2級と3級は、ペーパー方式の統一試験とは別に、随時受験できるネット試験(CBT方式)が用意されています。
統一試験の申込期間を過ぎてしまっても、ネット試験なら希望の日時と会場を選んで受験できます。
なお、統一試験に申し込んだ後でネット試験へ振り替えることはできない商工会議所もあるため、どちらで受けるかは申込前に決めておきましょう。
1級はネット試験がないため、11月の統一試験を逃すと次の受験機会は2027年6月になります。
試験当日の持ち物チェックリスト
京都商工会議所の実施要項では、当日の持ち物として次のものが案内されています。
- 受験票
- 顔写真付きの身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、学生証など)
- 筆記用具(HBまたはBの黒鉛筆・シャープペンシル、消しゴム)
- 電卓(四則演算機能のみのもの)またはそろばん
- 腕時計(スマートウォッチや携帯電話は時計として使えません)
関数電卓など多機能な電卓は持ち込めないため、普段の学習から試験で使う電卓に慣れておきましょう。
持ち物や注意事項は商工会議所ごとに異なる場合があるので、受験票と一緒に届く案内も必ず確認してください。
独学に限界を感じたら通信講座も検討を
直前期に「独学では間に合わない」と感じた場合は、要点を絞った通信講座を使うのも一つの方法です。
スキマ時間に動画で論点を確認できる講座なら、仕事をしながらでも効率よく総仕上げができます。
今回の試験に間に合わなくても、2月の第175回(2・3級)やネット試験に向けて早めに準備を始めれば、年度内の合格も十分に狙えます。
よくある質問
Q. 日商簿記の第174回はいつですか?
A. 2026年11月15日(日)に実施されます。
1級から3級までが対象です。
Q. 申込期間はどこで確認できますか?
A. 受験する地域の商工会議所の公式サイトで確認できます。
商工会議所ごとに申込期間や実施級が異なるため、必ず受験予定地の情報を確認してください。
Q. 申込期間を過ぎたらどうすればいいですか?
A. 2級と3級であれば、随時受験できるネット試験を利用できます。
1級は統一試験のみの実施のため、次回の受験機会を待つ必要があります。
